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チョウゲンボウの製作記録を紹介しています。
道具や材料、詳細な作り方については「バードカービングの作り方」を参照してください。

 製作背景・目標

 2月末のカワラヒワ完成からご無沙汰していたバードカービングです。
 3月中は別の物を作っていたのですが、そちらはその内UPできればと思います。
 
 今回は、うちで飼っているチョウゲンボウ(アキ)をモチーフに作品作りをします。
 最近のアキはすっかり弱っていて、とてもお見せできる状態でないのですが、今回はアキが元気だった
 頃の姿にします。元気だった頃のアキは、そりゃ〜カッコイイ鳥だったんですよ・・。
 ということで、ポーズは無理のない範囲でカッコイイポーズとします。
 
 技術的課題は以下です。
 
  @ 羽ムクでない作品に挑戦する。
    羽を膨らませた作品ばかり作っているので、スラっとした作品も良いかと思いまして・・。
    多分羽出しがポイントになると思います。
 
  A 中型作品に挑戦する。
    最近、モズ以上の大きさの鳥を作っておらず、そろそろ大型の作品を作らねばならないと
    思いまして・・・。技術的なポイントは材料の使い方、形の取り方、思い切りの良さなど
    だと思います。
 
  B 翼を立体的に作る
    チョウゲンボウの長い翼を立体的に表現したいです。翼を別パーツにできればと思います。
 
  C その他
    ・カワラヒワで失敗した色塗りに再挑戦する。
    ・あまり大きな作品にしない。(場所取るので)
    ・台にあまり時間をかけない。(鳥に集中したいので)
    ・脚のパテ盛りをとりかくリアルに。(ある程度大きいので可能かと)
 
 とまあ、課題はこんな感じですが、会社の4月の人事異動で悲惨なポジションになったもので、 
 完成はいつになるか分かりません。一応年内を目指したいところですが・・・。
 まずは、挫折しないよう努力しようと思います。
 
 レオン粘土で習作の習作

 イメージ作りと言うと、普通は絵を描いたりするのですが、今回は面倒なので、いきなり習作を
 作っています(習作の習作)。ライフサイズは大変なので1/4サイズです。
 

 今回はいつもの黄色レオン(中硬)でなく、紫レオン(高硬)を投入しようと
 思ったのですが、この紫レオンが曲者で、確かに硬いように思うのですが、
 伸びが悪くボソボソとしていました。どうやら単純に油分が少ないだけの
 ようです。ちょっと粘ったのですがストレス溜まるのでいつもの黄色レオン
 に切り替えました。

 で、いきなり完成写真です。
 台は杭をイメージして作ってみました。
 う〜む、悪くないのですが少し寂しい。

 今度は切り株を台にしてみました。
 こちらの方が良さそうですが、切り株作るのが面倒。

 流木をイメージしてみました。
 切り株より立体的で、良いように思います。
 ただ、流木部分作るの面倒。(ほんと、わがままだな・・・)
 流木入手

 近所の川原で流木を拾ってきました。バードカービングは上級になるにつれ、
 台は作り込みすべきという風潮があるように思いますが、個人的には流木で
 全然問題ないように思います。むしろ、自然の物をそのまま利用するのは
 リサイクルになるので良い事だと思います。もちろん台作りが面倒なのも
 ありますが。台よりも鳥に時間をかけたいです。

 単発で手頃な流木は手に入らなかったので、流木を組合わせてみました。
 なかなか良い感じです。ひとまず台はこんな感じということで進めます。
 生の流木そのままだと、強度面などで問題ありそうなので、表面加工は
 行うつもりです。

 アルテ65で習作の習作

 紫レオン購入時に、もう一つ粘土を買っておきました。「アルテ65」という
 粘土で、普段は硬いのですが、65度まで温めると柔らかくなります(一応)。
 ドライヤーで温めながら、実際に使ってみると、う〜むって感じです。
 レオンより硬くて軽いですが、低温でも思った以上に柔らかいです。
 伸びはレオンほど良くなく、独特な臭いがあります。

 そんなアルテ65ですが、硬さはあるので、試しに同じ習作を作ってみました。
 今度は、実際に作る事を想定して、本体と翼のパーツは別々にしています。
 

 組立てた結果です。台も拾ってきた流木の1/4サイズで作っていますが、まあまあのバランスです。
 アルテ65を使っていて、何だか無性にスカルピーを使いたくなりました。5年以上前に購入した
 スカルピーがあるので、久々にスカルピーで習作してみようかな・・。
 

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