トップバードクレイの部屋製作記録ジョウビタキ >11.羽枝、舌の加工


ジョウビタキの製作記録を紹介しています。
道具や材料、詳細な作り方については「バードカービングの作り方」を参照してください。

ジョウビタキ 羽枝、舌の加工

 羽出しは完了したのですが、先が気になるジョビさんです。
 相変わらず、仕事が忙しくて作業できない状況でして、今回UPした作業も正月に行ったものです。
 今回分で正月分の作業貯金は終わりです・・・。(ヤバイ!ネタ切れ!)
 
 尾、翼、背中の羽枝加工

 尾下と下尾筒です。
 まあ、普通にバーニングしただけです。
 一応、翼の裏側も簡単にバーニングしています。

 尾上と上尾筒です。
 上尾筒は、かなり入れにくかったです。
 気合で入れました。

 背中です。
 羽軸が結構ハッキリ出ています。(少し不安)


 翼です。
 一部の羽については、羽と羽の境界を寝かしたバーニングペン
 で焼いています。こうする事で羽の境界がハッキリします。

 ハッキリするのはいいのですが、羽縁が直線的になりやすいです。
 折角、羽の割れを入れるなど、羽縁を散らしているので、
 あまりやりすぎない方が、いいと思います。

 舌の部品工作

 バーニングに途中ですが、ここで舌の部品を作る事にします。
 
 鳥の舌は作ったことないのですが、色んな資料や、家のチョウゲンボウ
 の舌を参考にしています。
 
 まずは写真のような部品を作ります。
 今回は、ホオノキを使っています。
 
 部品が出来たら、木工用瞬間接着剤で口の中に接着し、
 ウッドパテで整えます。(完成写真は下の方にあります。)
 残りの羽枝出し


 残りの羽枝を加工した結果です。
 肛門、腹、胸、頭、頬、喉の順にバーニングしたのですが、腹方面のバーニング温度が高すぎました。
 愛用のCUBさんが、どうも調子悪くて最低温度にしても温度があまり下がらず、このような結果に
 なりました。正月早々、ぶっ壊れたとは思いたくないのですが、どうも困ったものです。
 
 腹などの柔らかい羽は、高温で深めに焼いてます。特に羽の先端部分の割れについては、
 かなり強引に焼いています。(こんな事するからCUBさんのご機嫌損ねたのか?)
 
 頭方面は繊細な羽なので、高温で焼く訳にはいかず困りました。
 部屋の暖房を切れば、室温が下がり、少しマシになるのですが、今度は指先が冷えて作業にならず、
 ペン先に息を吹きかければ、これも温度下がるのですが、酸欠で頭がボーとして作業ならず、
 試行錯誤の結果、ドライヤーでペン先を冷やしながら焼きました。
 
 ドライヤーを万力で固定し、冷風の弱で動かし、ペン先が熱くなりすぎたら冷やすの繰り返しです。
 ちょっと手間ですが、思ったより上手くいきました。夏場の作業でも使えるかもしれません。
 
 バーニング結果は、ムラがありますが・・・こんな所だと思います。
 にしても、全身バーニングは疲れます。正月休み中に色塗りにかかる予定だったのですが、
 結局バーニングで終わってしまいました。本当はスギ花粉が飛ぶ前に色塗りしたかったのですが、
 結構先になるかもしれません・・。
 

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