ジョウビタキ 頭出し |
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一応、頭の図面です。(1目盛り5mmです)
ちょっと間違っているかもしれませんが、大体こんな感じです。
正面図にあるように、目の位置は真横&やや下向きにしています。
資料不足で、あまり分からないのですが、ツグミ科ってこんな感じの
顔をしているように思います。
本物のジョビさんを観察していると、杭に止まって周囲を見回し、
地面に降りて虫を捕っている光景をよく見かけます。
多分、目はやや下向きの方が餌を探しやすいと思います。(強引?)
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図面を参考に下書きし、写真のように頬や喉の境界を分けます。
ダイヤボールを使うと、削りやすいかもしれません。
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各部を丸めます。
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普通一回で図面通りの幅は出せないので、
何度か、下書きし、削るという作業を繰り返します。
写真のように、目の幅と口角の位置は特に注意します。
嘴は、目の下辺りから上下に分かれるつもりで削ります。
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嘴の上下は最後に分けます。
嘴が折れないためと、上下の噛み合せをよくするためです。
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一応、羽出し前の削りまで完了です。
次は、目を入れて、羽を出していきます。
初列風切と次列風切の境界が凄く気になりますが、
羽出しの時に対処することとします。
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頭のアップです。
最後まで頭の歪みが取れなかったです。
正面から見ると、僅かに歪んでいるように見えます。
また、口角の幅とか、形が気になります。
上嘴と下嘴の噛み合せも悪いように思います。
他にも色々気になるのですが、やはり口を開けるのは難しいと実感しました。
もっと研究が必要そうです。
口の中の構造もよく分からないです。
チョウゲンボウやフクロウならば分かるのですが、スズメ目の口の中は
どうなっているのでしょう?羽出しのタイミングで適当に削ってみようと
思います。
写真5のように、目の向きがやや下向きになるようにしました。
この形でいいのか分からないのですが、何となくいいように思います。
まあ、カッコイイのでOKとします。
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