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ジョウビタキの製作記録を紹介しています。
道具や材料、詳細な作り方については「バードカービングの作り方」を参照してください。

 ジョウビタキ カットアウト〜角削り
 作図

 いつものように、三角定規にボールペンの芯を付けた、
 自作の道具で輪郭線を取ります。
 
 今回は面倒なので、1面カットとします。

 トレース結果です。
 もし、この図面からジョウビタキを作りたいという、
 奇特な方がいるようでしたら、1マスが5mmになるように、
 拡大して使ってください。
 
 図面では、上嘴と下嘴を分けていますが、
 位置ズレがあるとやっかいな事になるので、
 実際のカットでは分けていないです。
 
 上嘴の先端と、下嘴の先端を直線で結んでカットしてください。
 カットアウト

 図面を切り抜いて、チュペロ材に貼り付けて、カットアウトします。
 今回は「前田木材」という所から購入した材を使っています。
 「06TU(180*60*55)」という、415円の材から2羽カットしたので、
 1羽あたり、200円程度といったとところです。
 材が安いと、失敗を気にせず削れるので、嬉しいです。
 
 角削り

 中心線を引き、各ポイントの座標を取ります。
 尾羽の先端を[Point a]とし、そこから中心線上の各座標を習作から取ります。
 各Pointが取れたら、同じく習作から幅を取ります。
 んで、青く塗った所を削ります。
 写真2は、頭の幅を塗っていませんが、頭も[幅E]の寸法で削ってください。
 
 Point a - a --mm  幅A 10mm
 Point a - b 29mm  幅B 11mm
 Point a - c 52mm  幅C 19mm
 Point a - d 65mm  幅D 23mm
 Point a - e 90mm  幅E Left22mm Right16mm
 Point a - f 108mm

 [Point f]が頭の中心線と、体の中心線の交点です。
 体の中心線から、約50°で伸びる線が、頭の中心線です。
 それで、[Point f]から11mmの幅が頭の幅です。(頭の幅は約22mm)
 
 頭の高さは、背中のラインに合わせて、青く塗った所を削ります。
(大体でいいです。) 
 
 今回の材は、いつも使っているチュペロより黒い模様が多いです。
 まあ、色塗るので気にならないです。
 
 
 
 

 [Point f]から頭の中心線を嘴方向に17mm行った所が嘴の付け根です。
 嘴の幅を10mm程取って、余計な部分を削ります。(写真1)
 
 合わせて、右後頭部を写真2のように下書きして、
 青く塗った所を削ります。
 

 頭の中心線上で、図1のように寸法を取り、嘴を出します。
 
 
 

 写真のように寸法を取り、青い部分を削ります。
(字が汚くて、申し訳ないです・・。)
 
 

 下尾筒方面も写真のように寸法を取り、青い部分を削ります。

 
 

 写真のように寸法を取り、青い部分を削ります。

 
 

 頭とか、まだ削り込みたい所ですが、
 一応これで角削り完了です。
 
 

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