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亜種オオカワラヒワの製作記録を紹介しています。
道具や材料、詳細な作り方については「バードカービングの作り方」を参照してください。

 2011/06/19 羽軸下書き

 このところ「仕事が忙しい⇒現実逃避」の構図で、ご無沙汰している
 オオカワラヒワです。(試験前に部屋を片付けたくなるのと同じです)
 
 羽軸の下書きをしました。普通、羽軸は風切羽しか入れない事が多い
 ですが、今回は柔らかい羽も出す事にします。
 2011/06/19 カケスで練習

 少々、ブランクがあったのでカケスの羽ブローチで羽軸出しの練習です。
 幸いな事に、あまり感覚は鈍っていませんでした。
 
 
 
 2011/06/19 羽軸出し結果

 で、羽軸出しの結果です。
 
 羽軸をバーニングで出す方法もありますが、バーニングはあまり得意で
 ないので、気合で削りました。
 
 いつもはピンクストーンを使うところですが、ほとんど見えない繊細な
 羽軸なので、今回はグリーンストーンで削りました。
 
 
 下書きした時は面倒だなと思いましたが、実際削ってみるとそれ程でも
 なかったです。
 
 羽軸の幅は、鉛筆の線より狭めています。
 最初の削り(羽軸の左側or右側)は、下書き線を目で見ながら削りますが、
 次の削りは指先の感覚を頼りに削りました。
 
 どちらにしても、照明は大事で、影が出るように角度を変えながら、
 削りました。
 
 ビットの回転速度は、中速から高速程度にしています。
 結構早めの回転速度なので、気を抜くと一発で失敗します。
 それでも、低速回転よりかは作業しやすいです。
 
 低速回転だと、削るのに時間がかかり、線が曲がったり、ガタガタに
 なったりする可能性があります。なにより、集中力が持たないです。
 
 グリーンストーンなので、大して深く削れる訳でもないので、
 失敗したら削り直すだけのことです。
 
 削る前に、ハンドピースを鉛筆の線に合わせて、空中で動かし、
 手の位置を決め、削るイメージを固め、一発勝負で削る感じです。
 
 とまあ、羽軸出しのコツのようなものを、ダラダラと書きましたが、
 気づいたら、この作品、1年以上かかっていました。
 いつ完成することやら・・・。
 
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