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2011/02/27 尾羽方面羽出し | |
尾羽の下書き線にそって、薄くバーニングをかけます。 このとき、刃はあまりたてないようにします。 上尾筒、下尾筒については、羽枝の先端を細かく表現するように、 バーニングします。 |
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尾羽は大きく左右に分かれているので、ダイヤで左右を大きく分け、 その後、ピンクストーン、グリーンストーンで一枚一枚表現します。 上尾筒は、セーブエンドのグリーンストーンで羽枝の先端を表現し、 その後、全体を丸めて整えています。 |
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写真では分かりにくいですが、下尾筒方面も同じです。 羽の段差は、かなり抑え気味にしたつもりです。 今週は時間がとれなかったので、ここまでです。 時間はかかりそうですが、技術的には何とかなるような気がしてきました。 |
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2011/04/中旬 羽の境界バーニング | |
ひとまず、全身の羽の境界をバーニングしました。 途中、ジョウビタキの製作が入って遅れました。 それにしても、下書きから境界バーニング入れまでに 時間を空けるのは良くないです。 鉛筆の線が薄くなってしまい、分かり難かったです。 柔らかい羽は一応、ギザギザに描いています。 この作業は2時間位かかりました・・。 |
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2011/04/下旬 羽の境界削り1 | |
ギザギザにバーニングしたので、削りもギザギザしながら削ろうと 思ったのですが、どうも面倒なのと、どこまで削ったのか分からなく なりやすいので、普通に羽出ししました。 基本的にセーブエンドのグリーンストーン1本で削っています。 グリーンストーンは、あまり削れるビットではないので、 1枚1枚の羽の境界は浅い段差になっています。 段差のボカシは一切行っていないです。 むしろ、段差は強調しています。 それと、グリーンストーンは削れなくなってきたら、 どんどん研いでいった方がいいです。 削れないビットは精神衛生上、良くないです。 この作業は4時間位かかりました。 最後は、グラインダを握る手が痺れました。 羽出しは、根気と体力勝負の工程です。 |
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2011/04/下旬 羽の境界削り2 | |
境界をギザギザにします。 この作業も基本的にセーブエンドのグリーンストーン 1本で削っています。 この次の工程は、羽枝をバーニングで表現するのですが、 羽枝の向きを考えらながら、ギザります。 ギザる深さが一定にならないように注意します。 羽の割れの深さが同じだと不自然に見えます。 と言っても、あまり上手くできていませんが・・。 まあ、気持ちの問題です。 風切羽は波を入れています。 現物を見ると、僅かですが波が入っていました。 嘴は、上嘴と下嘴の境界をバーニングし、 グリーンストーンで丁寧に丸めています。 翼の裏は、予想通り上手くできませんでした。 まあ、基本的に見えない所なので適当です。 本来は、見えない所までキチっとやるのが理想ですが、 自分の体力や時間を考えると、見えるところに戦力を集中させた 方がいいように思います。人間、体力や時間には限界があるもの です。(単なる言い訳です。ハイ) この作業は2時間位でできました。 結局の所、羽出し工程は全部で8時間以上かけています。 疲れましたが、充実感のある工程です。 |