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亜種オオカワラヒワの製作記録を紹介しています。
道具や材料、詳細な作り方については「バードカービングの作り方」を参照してください。

 2010/08/29 作図

 8月も終わりだというのに、相変わらず暑いです。
 集中力が必要な作図作業には向いていない天候ですが、何とか作図してみます。
 
 といったものの、今回は形状が複雑で、簡単にトレースできないです。
 まずは、回転しないように、3mmの真鍮線2本を使って台に固定します。
 向きは、嘴が水辺&正面になるようしました。頭を基準にしておくと、
 削りやすいです。ただ、材料の無駄は多くなります。
 
 その後、直角定規をあてがって、トレースします。
 翼の部分がフニャフニャしていてやりにくかったですが、
 台ごと回転させて、何とか3方向からトレースしました。
 トレースした型紙がカットして、長さに狂いがないかチェックします。

 カットした型紙を元に簡単な図面を書いてみました。
 型紙はそれぞれ2枚ずつ作りました。2枚とも同じ形になれば合格ですが、
 ずれるようでしたら、やり直しです。ここでずれると、後が大変な
 ことになるので、しっかりトレースします。
 
 本来は、ちゃんとした図面を書くべきなのですが、暑いのと、難しいので、
 かなりラフな絵にしています。それでも、大体の感じはつかめると思います。
 
 こう見ると、どうも違和感があります。胴体が長いような・・。
 正面から見ると頭が小さすぎるような・・後から見るとそうでもないし・・。
 輪郭線は同じはずなのに、なぜこうも違って見えるのだ・・?
 
 まあ、疑ったらきりがないですし、今回は標本から寸法をとっているので、
 それほどおかしくない(ハズ)なので、このまま突っ走ります。
 失敗したら、失敗したらで、その時考えます。
 
 下の絵は、カットアウト用の図面です。今回は図面が適当なので、
 やや大きめに、直線カットすることにしました。頭を基準に作図
 したので、かなり材料が無駄になってしまっています。余った分
 はもったいないので、今度そこから何か作ろうかと思います。
 

 図面があまりに適当なので、念のため各面からの写真も載せておきます。
 図面と合わせてみると、参考になると思います。
 
 写真の場合の注意点は、写真は奥の物は小さく見え、手前の物は大きく
 見えます。この大きさなので、あまり手前も奥もないですが、注意して
 おかないと、寸法がずれます。
 
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