足塗りまで完成
色塗り完成、仮台
色塗り完成、本台
ケース格納
特殊な綿棒
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1.ラッカー塗り
ラッカー薄め液50+ラッカー50で全体を塗ります。
今回は豚毛筆で塗りました。
2.ジェッソ塗り
ジェッソは、エアブラシで噴いています。
水で薄めたジェッソを、3barの圧力で噴いています。
この圧力だと、粗目になりがちなので、5bar位まで上げてもいいと思います。
エアブラシは、溝にジェッソが入り込み難いので、羽枝を潰さずにすみます。
今回は、3回程噴きました。特に白くなる所(胸など)は重点的に噴いています。
3.アイリング造形
エポキシパテに、カーボンブラックを練りこんでアイリングを造形します。
4.足の色塗り
前回のカワセミで、色が剥げた原因の一つに、塗ったところを触ってしまった
ことがあげられます。なので、今回は足を先に塗って、足を持ちながら塗るこ
とにします。
@ バーントアンバー60+ウルトラマリンブルー40 を作ります。
A @色を足全体に塗ります。
B デッキタン(エナメル塗料)をエナメル塗料溶剤で薄めます。
C B色を溝に流し込み、あふれた所は綿棒で取ります。
D ポリウレタンバーニッシュで爪のツヤを出します。
E 水で薄めたポリウレタンバーニッシュで、足全体のツヤを整えます。
5.胸、頭の色塗り
白の絵具を使うと、目が詰まる傾向にあるようです。今回の色塗りでは、白は
使わず、絵具の薄め具合で明度を表現することにします。
@ イエローオキサイド70+バーントシェナー30 を作ります。
A @色を水で十分に薄めて、わき腹を中心に塗っていきます。
この時、頭、背中も下地がてら塗っておきます。
胸の白は塗らないように注意します。
B @色で、胸の模様を塗ります。
C @色で頭の影部分を弱めに塗ります。
D @色50+バーントシェナー30+バーントアンバー20 を作ります。
この時、赤くなりすぎないよう、バーントシェナーの混合には注意します。
E D色を頭に塗ります。影部分は塗り重ね、陰影を出します。
6.背中、翼、尾塗り
このあたりの作業から、足を持って作業します。極力塗ったところ、特に頭は
触らないに注意します。
@ イエローオキサイド70+バーントシェナー30 を作ります。
A @色を水で十分に薄めて、翼、尾を塗ります。
C @色50+バーントアンバー30+ウルトラマリンブルー20 を作ります。
D C色で、背中を塗ります。影部分は塗り重ね、陰影を出します。
E C色で翼、尾を塗ります。三列、大雨、尾の先端は白いので塗り残します。
F バーントアンバー60+ウルトラマリンブルー40 を作ります。
G F色で、Eで塗った所の、影や羽の中心を塗ります。
尾はあまり黒くないので、尾は控えめにしておきます。
H C色でウオッシングします。
I ポリウレタンバーニッシュで、羽軸のツヤをだします。
J 水で薄めたマッドメディウムで翼、尾のツヤを整えます。
7.クチバシ塗り
@ バーントアンバー60+ウルトラマリンブルー40 を作ります
A @色を、クチバシに塗ります。根元は白っぽいので残しておきます。
B デッキタン(エナメル塗料)をエナメル塗料溶剤で薄めます。
C B色を溝に流し込み、あふれた所は綿棒で取ります。
D 水で薄めたポリウレタンバーニッシュで、ツヤを整えます。
8.組立て
台に据え付けて完成です。
今回はアクリルボックスに枝を配置して、モズが立体的に見えるようにしてます。
また、アクリルボックスは壁掛けできるようにしており、飾る場所をとらず、
作品の保護もできるようにしてます。狙い通りにいったかどうかは、微妙ですが、
手間をかけないで、それなりに見栄えのする台になったと思います。
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