尾、翼の羽を下書きします。
今回の作品は、かなり羽の割れを入れています。
尾、初列風切、次列風切、大雨覆、胸羽を分けます。
もう一度下書きします。
ピンクストーン中心で、尾羽の上面をを削ります。
上面の形に合わせて、裏側も下書きします。
その後、削り出します。
一枚、一枚の羽を意識して、しっかり出します。
翼の羽を削り出します。
ピンクストーンで削った後、グリーンストーンで少しギザギザにしてます。
こうすることで、羽らしくなりますが、あまりやりすぎると、
汚らしくなるので、注意が必要です。
図面では中雨覆もしっかり出しているのですが、写真とかを見る限り、
あまりハッキリと中雨覆は出ていないようです。
よく分からないのですが、肩羽で隠れているっぽいので、
適当に処理しました。
下書き前に、羽の流れにそって少し削ります。
この時、体の中心が谷になるように、意識して削ります。
鳥の羽は、中心にはあまり生えていないものです。
次に、下尾筒、腹、胸の下書きします。
今回の作品は、羽を膨らましている状態なので、
腹の羽出しは大事です。と同時に難しいです。
羽枝はバーニング仕上げを想定し、かなり細かい羽まで出すことにします。
また、肛門の横側は羽が重なるイメージにしてみます。
ルビーカッターで削り、ピンクストーンで角を落としています。
割合、羽は一枚一枚しっかり出しています。
普段は、もっと羽の境界をボカスのですが、今回はあえて出してみました。
そのかわり、羽の割れはしっかり入れています。
手間はかかりますが、上手くすれば精密感がアップするかもしれません。
頭の羽を下書きします。
ルビーカッターで羽出しをします。
深さは極浅めで、境界はボカシていません。
ピンクストーン、グリーンストーンで角を落とします。
頭頂部は、かなり平らにしています。
また、クチバシの付け根は、深めに削っています。