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カワセミ(バードカービング)の製作記録を紹介しています。
道具や材料、詳細な作り方については「バードカービングの作り方」を参照してください。

 カワセミ 台の製作〜足の位置決め

 今回のカワセミは、不特定多数の人がいる所で展示する予定です。
 色々考えたのですが、今回はアクリルボックスの壁掛け型で製作することにしました。
 
 アクリルボックスの壁掛け型の利点としては、壁掛け型なので、場所をとりません。
 また、アクリルボックスで囲っているので、汚れたり、壊れたりしません。
 さらに、アクリルボックスがそのまま箱になるので、収納が楽です。
 台(枝)も空中に浮かせたような形にすることができます。
 
 問題点としては、アクリルボックスの容量の関係で、あまり大きな台にすることができません。
 また、アクリルボックスは値段が高いです。(今回は2000円もかかりました・・)

 というような、利点と問題点がありますが、何はともあれ試してみることにします。
 
 2009/11/10 台の製作

 まず、アクリルボックスを用意します。今回は[100×200×800]のボックスを
 使います。このサイズだと、かなりギリギリなので、本当は、もう少し大きい
 のを使いたかったのですが、丁度いいサイズがなかったのと、予算の関係で
 このサイズにしました。
 
 近所の公園で拾ってきた枝をアクリル板に固定します。
 写真のように、アクリル板を立てる専用台を作っておくといいです。

 今回のカワセミは上を向いているので、枝も上を向くようにします。
 こうすることで、作品に勢いをつけることができます。
 枝の固定は、木ネジ2本を使い、枝が回転しないようしっかり固定します。
 2009/11/10 足の位置決め

 フショを10mm、枝に差込む分を8mmで計算し、1mmの真鍮線をカットします。
 
  ・ 右足用:18mm(10+8)
  ・ 左足用:31mm(13+10+8)
 
 カットしたら、左足は写真のように曲げます。今回はカカトも出る予定です。
 

 だいたい、尾羽の幅に合わせて、本体側に穴を開けます。
 その後、台にも穴をあけ、本体を真鍮線で結合させバランスをとります。
 この時、不自然にならないように、何度もバランスをとります。
 穴の位置が悪い場合は、躊躇なく更に穴をあけます。
 失敗した穴は軽量石粉粘土で埋めておきます。

 足の位置が決まりました。
 右足は指のみ見えていて、左足はカカトまで見えています。
 2009/11/17 仮台の製作

 台の傾きに合わせて、仮台を製作します。
 今回は、30×30の角材をカットして作りました。
 

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