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カワセミ(バードカービング)の製作記録を紹介しています。
道具や材料、詳細な作り方については「バードカービングの作り方」を参照してください。

 カワセミ 目の製作〜目入れ

 前回のスズメと同様にアクリル板から目を製作します。
 
 基本的な手順はスズメの時と同じですが、
 今回は3mmのアクリル板で直径6mmの目を作ります。
 
 また、平行して製作しているモズの目も作ります。
 仕様はカワセミと同じです。
 
 2009/10/10 目の製作

 今回使った主な道具です。左上から右下の順で使いました。
 前回は削りすぎを警戒して、ルビーで削りだしたのですが、
 今回は荒削り用のビットを使いました。
 
 その代わり、ピンクストーンの磨きと、120番のヤスリがけは
 念入りに行ないます。

 前回は網膜を先に書き込んだのですが、今回は後にしました。
 このやり方のほうが、両面テープで釘とアクリル板がしっかり
 接着できるのでやりやすいです。
 
 大分慣れたのか、1つの削り〜磨きまで10分程度でできるように
 なりました。コツとしては、粗いヤスリをしっかりかけてから、
 磨くといいです。

 テンプレートと油性マジックを使って、網膜を描きます。
 この時、磨いた目玉とテンプレートをマスキングテープで止めて、
 中心をよく確認します。また、マジックは一気に書くようにします。

 虹彩をバーントアンバー50%+バーントシェナー50%の色で塗ります。
 好みですが、バーントシェナーの割合はやや増やしてます。
 2009/10/31 目入れ

 目の位置を下書きします。
 横位置は、口角の上あたりになります。まずは口角まで下書きし、
 そこより上の位置が目になります。
 
 カワセミの場合、口角の位置は、嘴の先端より47mmの位置になります。
 下書きの際には、左右対称になるように注意します。

 下書きした位置に穴をあけます。
 アクリルアイが、すっぽり入る広さにします。

 今回の目の固定には、ウッドパテを使います。前回のスズメの時は、
 軽量石粉粘土を使ったのですが、柔らかすぎてやりにくかったです。
 
 ウッドパテはバーニングが入らない、テクスチャーが綺麗に入らない
 などの問題がありますが、しっかりと目を固定してくれます。

 目を固定しました。
 カワセミは、体の割りに目が大きくて、かわいいです。

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