ホオジロペア ラフイメージ/習作 |
製作背景 |
このところ、教材用の作品や、短期間の作品、羽ブローチなど、
簡単な作品や、あまり技術を必要としない作品ばかりを作っていました。
これでは技術向上しないので、今度は難しい作品を時間をかけて作ろうと思います。
なぜ「ホオジロ」かと言うと、渋い鳥が好きだからです。
それと、ホオジロ科は作ったことがないからです。
特に、メスの色は変化にとんでいて面白いです。
また、模様が細かいので色塗りの練習になると思ったからです。
ポーズは、ある程度動きがあるものの、やはり落ち着いたポーズにします。
どうも、オープンウィングや、囀っているのは興味もてないです。
落ち着いているが、鳥らしい表情をだせればと思います。
今回の作品の技術目標は以下とします。
■ 鳥らしく首をかしげたポーズにする。
■ 枝の向きを垂直方向にし、足、体、頭のバランスを上手にとる。
■ 羽ムクとし、羽の表現をとにかくがんばる。
■ 翼や羽一枚一枚の立体感を大事にする。
■ テクスチャーやバーニングを大事にした、上手な色塗りをする。
■ アクリルボックスを流用した台を試す。
完成目標時期は最悪でも2009年度中とし、できれば秋を目指します。
最終目的は、羽繕いや伸びをしているポーズです。
今回の作品はそれに向けた布石です。
製作が頓挫することもありえますが、あれこれ悩みすぎてもしょうがないので、
上記目標に向かって、ひとまず製作を開始することとします。
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2009/06/26 ラフイメージ画 |
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ネットの写真や、自分の経験や知識から、こんなイメージにしてみました。
鉛筆でチャチャっと描いたので、綺麗な絵ではないですが、
イメージとしてはこんなところです。
■ 枝は梅をイメージしています。
■ 上がオスで、下がメスです。
■ 両者の視線の先を揃えることで、協調性をだしています。
■ 両者とも微妙に首をかしげています。
■ メスは背中を見せることで、ホオジロらしさをだしています。
■ オスは正面で、模様はつまらないですが、ムチャなとまり方で
変化を出しています。
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2009/07/13 習作 1 |
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家の中に転がっているベニア板や棒材で、仮の台を作ってみました。
枝の方向やバランスを見るための台なので、細部は作りこんでいません。
枝と台の接合は、ねじでしっかりとめています。
また、鳥はラフ画からトレースして切り取ったものを貼り付けてみました。
で、バランスですが、こじんまりしていますが、悪くはないようです。
なので、このまま進むことにします。
しかし、この時期は暑くてたまりません。
毎年そうですが、この時期は作業効率がかなり落ちます・・・
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