スズメ 目入れ |
はじめに |
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概要
作った目を本体に埋め込みます。
一般的にはパテ(ウッドパテ)を使って、埋め込みますが、
今回はバードクレイで使っている、軽量石粉粘土で埋め込みます。
軽量石粉粘土は、水をつけると、かなり柔らかくなり、
硬化時間も長いので、作業しやすいです。
目は一番表情が現れます。少し形を変えるだけで、
大きく表情が変わるので慎重に作業します。
注意点、ポイントは以下です。
・左右が同じ位置になるように調整します。
・目の形は、やや横長になるように調整します。
・目の形は、左図のように注意します。
A:良い例です。
B:悪い例です。目が真ん丸になっています。
C:悪い例です。目がつり上がり過ぎです。
D:悪い例です。目が垂れ下がり過ぎです。
※コツとして、気持ちつり目にしたほうがハンサムに見えます。
逆に垂れ目がちにすると、穏やかな表情になります。
※今回は横4mm、縦3.5mm位が目安になります。
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道具
目入れに必要な、主な道具です。
A:頭が丸くなっている鉛筆
B:パテベラ
C:軽量石粉粘土(GSIクレオス製)
D:ダイヤモンドのボールビット、ホワイトストーン
E:目の製作で使った釘
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穴あけ |
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手順 1
図面から目の位置をトレースします。
この時、左右の位置が同じようになるように注意します。
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手順 2
ダイヤモンドのボールビットで穴を開けます。
深さは大体3〜4mm程度です。
目が完全に入るだけの深さが必要になります。
この時点では直径4mmの穴にしておきます。
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穴の位置、大きさ調整 |
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手順 3
目の製作で使った釘の頭に、両面接着テープをつけ、
穴に差込ます。
正面と、上から見て、左右のずれを確認します。
ずれがある場合は、穴を広げる方向をマークします。
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手順 4
写真のように眼球側を、両面接着テープで釘にとめます。
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手順 5
写真のように、目全体が入るか確認しながら、
ピンクストーンで直径5mm位まで穴を広げます。
この時、[手順3]でマークした方向に広げます。
最後に穴の淵を少し丸めておきます。
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目の埋め込み |
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手順 6
穴全体を水で濡らしから、
穴が完全に埋まるだけの、軽量石粉粘土を詰め込みます。
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手順 7
目を埋め込みます。
深さは、下の完成写真を参考にしてください。
この時、指で押しただけでは、なかなか入らないので、
鉛筆の頭など、木の棒で押し込みます。
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目の形調整、完成 |
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手順 8
はみ出た、粘土をパテベラでとり、目の形を調整します。
この時、パテベラに水をつけて作業します。
目は表情を決める大事な要素なので、
納得がいくまで作業したほうがいいです。
これで、目入れは完了です。
実は、この作業は苦手です・・・
今回も、若干左右の目の大きさが違ってしまいました。
後でアイリングをつける工程があるので、その時調整することにします。
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