トップバードクレイの部屋バードカービングの作り方 >4-4.頭削り


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 スズメ 頭削り
 はじめに
chit02.jpg(84123 byte) chit02.jpg(84123 byte)  概要
 頭を削りだします。
 使うビットは、小型のルビーカッターやダイヤモンドカッターです。
 表面加工用に、ピンクストーンやグリーンストーンもあると便利です。
  
 頭削りのポイントは以下です。

  ・嘴、目の幅が図面通りにでていること。
  ・嘴が体に食い込む形になっていること。
  ・左右対称になっていること。

 初心者は削り足りないことが多いので注意します。
 ここをしっかり出しておくと、作品が引き締まります。
 頭の側面輪郭線をだす
chit02.jpg(84123 byte)  手順 1
 角削りと同じ要領で、
 側面図から、頭の輪郭線を削りだします。
 これで、嘴の高さがでます。
 下書き
chit02.jpg(84123 byte) chit02.jpg(84123 byte) chit02.jpg(84123 byte) chit02.jpg(84123 byte)  手順 2
 図面から、頭の線を下書きします。
 この時点では、頭の形が全然出ていないので、
 下書きしにくいと思いますが、
 写真のように、無理やりでも下書きします。
 目の位置だけ注意してください。
 嘴の根元を削る
chit02.jpg(84123 byte)  手順 3
 嘴の幅を出すように、嘴の根元を削っていきます。
 写真のように、嘴が頭に食い込むように削ります。
 
 嘴の先端は削らないように、注意してください。
 中途半端に削ると、嘴が短くなってしまいます。
 頭の各パーツを分ける
chit02.jpg(84123 byte) chit02.jpg(84123 byte)  手順 4
 頭頂部を除いて、頭の各線を削ります。
 後で修正するので、
 この時点では、それほど深く削る必要はありません。
 頭頂部、目の幅をだす
chit02.jpg(84123 byte) chit02.jpg(84123 byte)  手順 5
 頭頂部の線から、頬のラインまで削ります。
 この時、あまり削り過ぎないように注意します。
 頭の各パーツを丸める
chit02.jpg(84123 byte) chit02.jpg(84123 byte)  手順 6
 頭の各パーツを丸めます。
 目の幅を調整する
chit02.jpg(84123 byte) chit02.jpg(84123 byte)  手順 7
 [手順 6]で各パーツを丸めてみると、
 目や嘴の幅が図面より広くなっています。
 図面に合わせてもう少し削り込みます。
 
 その後、一度ヤスリがけをします。
 ヤスリがけはピンクストーンで磨いてもいいですし、
 丸棒にヤスリを丸めて削ってもいいです。
 仕上げ
chit02.jpg(84123 byte) chit02.jpg(84123 byte) chit02.jpg(84123 byte)  手順 8
 仕上げの意味で、もう一度下書きから作業します。
 最初の下書きと違って、今度は下書きしやすいです。
 
 嘴の幅、目の幅、目の位置、口角の位置を意識して、
 下書きします。
 
 この線に合わせて、全体のバランスを考えながら削ります。
 これで、頭削りは完了です。
 
 削った後の写真は[はじめに]の2枚目の写真です。
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