トップバードクレイの部屋バードカービングの作り方 >4-11.足の接着、ジェッソ、アイリング


もくじ
 スズメ 足の接着、ジェッソ、アイリング
 はじめに
 概要
 以下の、色塗り一歩前までの手順を解説しています。
 
  @ ラッカー塗り
  A 足の接着
  C 足のラッカー塗り
  D ジェッソ塗り
  E アイリング造形
 
 ラッカー塗り
 手順 1
 作品全体にラッカーを塗ります。
 
 ラッカーは、ラッカー50%+ラッカー薄め液50% のものを使います。
 使う筆は、豚毛の安い筆で十分です。
 
 薄く2〜3回に分けて塗り重ねます。
 塗り残しがあると、色塗りのときに木がふやけます。
 必ず、塗り残しは無いようにします。
 目については、塗らないほうが無難です。
 
 足の接着
 手順 2
 足と本体をエポキシボンドで接着します。
 この時、足の向きを考えて、台に載せて接着します。
 
 手順 3
 本体と足の隙間に軽量石粉粘土を盛ります。
 今回はカカトの部分が見えていないので、
 これだけでいいですが、カカトが見えている場合は、
 カカトの羽を削りこみます。
 手順 4
 足の部分にラッカーを塗ります。
 ジェッソ塗り
 手順 5
 全体にジェッソを塗ります。使う筆は、豚毛筆です。
 
 ジェッソを上手く塗るコツは、水を使わないことです。
 ジェッソを多めにガラスパレットの上に出し、
 毛の根元まで、ジェッソを染み込ませ、一気に塗ります。
 
 パレットに出しているジェッソが乾いてきたら、
 迷わず新しいジェッソを出します。
 とにかく思い切りが大事です。
 
 ジェッソは、目まで塗ってもかまいません。
 翼、背、尾は後で茶色に塗るので、それほどしっかり塗る必要ありません。
 喉、ホオ、腹などは白っぽくなる予定なので、しっかり塗ります。
 しっかり塗るといっても、2〜3回程度です。
 塗りすぎると、バーニングやテクスチャーが消えるので注意します。
 
 最後に、パテヘラを使って、目に塗った、ジェッソをはがします。
 
 アイリングの造形
 手順 6
 エポキシパテを1:1の比率でよく練ります。
 この時、カーボンブラックも一緒に練りこみます。
 使う量は極わずかでいいです。
 
 
 
 練ったパテを細い棒上に延ばします。
 太さは0.2〜0.3mm程度です。
 
 手順 7
 目の淵に沿って、パテを貼り付け、余計な部分はカットします。
 その後、パテヘラで模様を付け、形を整えます。
 
 多少、水を使ってもいいですが、
 使いすぎると、軽量石粉粘土が溶け出す可能性があるので、注意します。
 
もくじ
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