トップバードクレイの部屋バードカービングの作り方 >3-2.色について


もくじ
色塗りは仕上げ工程であり重要な工程です。しかし、色の調合に失敗して、何度も塗り直すうちに、
テクスチャーが消えてしまう失敗はよくあります。
ここでは色の基礎知識と、色の調合について解説しています。

 色の3原色とは

 ・ 色の3原色は「シアン、マゼンダ、イエロー」です。
 
 ・ 色の3原色から、全ての色を作ることができます。
 
 ・ 赤や黄など、色のことを「色相」といいます。
 
 ・ 3色を同じ比率で調合すると黒になります。
 
 ・ 3原色が同じ比率で調合されている色を「無彩色」といいます。(白、灰色、黒など)
 
 ・ 正反対の色を「補色」といいます。(例:シアンの補色は赤)

 
 明度とは

 ・ 明度とは、色の明るさ、白の割合を表します。
 
 ・ 明度は、白を追加することで上がります。
 
 ・ 明度が高い色の表現は、「明るい色、白っぽい色、薄い色」などです。
 
 ・ 明度が低い色の表現は、「暗い色、濃い色」などです。
 
 
 彩度とは

 ・ 彩度とは、色の鮮やかを表します。
 
 ・ 彩度は、補色を追加することで下がります。
 
 ・ 彩度が高い色の表現は、「鮮やかな色、はでな色」などです。
 
 ・ 彩度が低い色の表現は、「くすんだ色、渋い色」などです。
 
 
 色の調合

 @.目標の色をよく見ます。
   ⇒色相、明度、彩度を判定します。
    色は組み合わせによって見え方が変わってきます。
    まわりに惑わされず、目的の色を冷静に分析するよう心がける必要があります。
 
 A.目的の色相に調合します。
   ⇒2色から目的の色相に調合します。

 B.彩度を調整します。
   ⇒Aの補色を投入して彩度を調整します。
    迷ったときは、彩度は低めに調整するのが好ましいです。
    鳥の色は構造色でもない限り、それほど鮮やかでないです。

 C.明度を調整します。
   ⇒チタニウムホワイトを投入して明度を調整します。


 比較的よく使う色を載せておきます。

 ・よく使う色の分析結果は「よく使う色の分析結果」をクリック
 ・各色の分析結果は「各色の分析結果」をクリック  
無彩色
 チタニウムホワイト  Titanium white   500円/本
 カーボンブラック  Carbon Black   500円/本
色の三原色
 アクア  Aqua   500円/本
 トランスマゼンダ  Trans.Magenta  1,000円/本
 カドニウムイエローライト  Cadmium Yellow Light  1,000円/本
その他1(よく使う色)
 ウォームホワイト  Warm White   500円/本
 ニンバスグレイ  Nimbus Grey   500円/本
 ウルトラブルーディープ  Ultra.Blue Deep   500円/本
 バーントアンバー  Burnt Umber   500円/本
 バーントシェナー  Burnt Sienna   500円/本
 イエローオキサイド  Yellow Oxide   500円/本
その他2(たまに使う色)
 ペイニーズグレイ  Paynes Grey   500円/本
 ローアンバー  Raw Umber   500円/本
 ローシェナー  Raw Sienna   500円/本
 ウルトラマリンブルー  Ultramarine Blue   500円/本
 バーミリオン  Vermillian   500円/本
 イエローライト  Yellow Light   500円/本

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