トップバードクレイの部屋バードカービングの作り方 >2-2.主な道具


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バードカービングで一般的に使われる主な道具です。
バードカービングショップ、画材屋、ホームセンター、電気屋などで入手できます。
なお、※印が付いているものが、今回使ったものです。

 写真  道具の解説
 切断
バンドソー(\50,000〜\120,000/セット)

 かなり厚みのある木材も強力に切断する電動ノコギリです。 カットアウトなどに使います。100mm以上の木材がカットできるものがいいです。


 持っていないです
電動糸ノコ(\8,000〜\30,000/セット)

 厚い材料はカットできませんが、細かい材料をカットをするのに便利です。

ノコギリ(\300〜\3,000/本))

 バンドーソーを持っていない場合や、細かな加工に使います。 目の粗い木工用ノコギリと、糸ノコがあると便利です。 糸ノコはプラスチックや金属の切断にも使います。

ニッパ(\100〜\500/個)

 針金を切断するのに使います。ラジオペンチでも問題ありません。

デザインナイフ(\800〜1,500/本)

 紙やアクリル板を切断するのに使います。

 計る
定規(\100〜\1,000/本)

 20cm〜50cm位のものを使います。 製図用にプラスチック製、ナイフ加工用に金属製など、 いくつか用意しておくといいです。

ノギス(\800〜\1,500/本)

 厚さや幅を計るのに使います。

ディバイダー(\1,000〜\1,500/本)

 図面から寸法をとるのに使います。コンパスでも代用できます。

カンチュアゲージ(\1,000〜\1,500/本)

 束になった針金で、立体の形状をトレースするのに使います。

 削る
マイクログラインダーセット(\30,000〜\60,000/セット)

 高速で回転させるカッター(ビット)で木材を削る道具です。 様々な先端ビットがあり、木材以外の加工にも使えます。 値段は高いですが、それなりに高機能なものがいいです。 最低でも、長時間使用可、正逆回転設定、回転速度設定はできるものが 必要です。

金属カッター(\1,000〜\3,000/本)

 荒削り用の先端ビットです。スタンプカッター、タイフーンバー 、ラボカッターなどがあります。

ルビーカッター(\1,000〜\1,500/本)

 中削り用の先端ビットです。

ダイヤモンドカッター(\300〜\500/本)

 仕上げ用の先端ビットです。一般的には仕上げ用となっていますが、 かなり粗いです。

 吸う
集塵機(\8,000〜\20,000/台)

 グラインダーで削った削り屑などを集塵します。掃除機でも流用できます。 掃除機のほうがうるさいですが、よく吸い取ります。また、パソコンのファンを 改造して自作することも可能です。(パソコンのファンはパソコンの部品を扱っている 電気店で売っています。変圧器と一緒に購入するといいです。)

 焼く
バーニングセット(\12,000〜\20,000/セット)

 高温のペン先で焼き入れする道具です。様々なペン先があり、 絵や文字を描くことも可能です。

 接合
ハンダゴテ(\800〜\1,500/本)

 金属加工用の高出力タイプが便利です。足の製作に使います。

ホテキス(\100〜\500/個)

 180度まで開くホチキスです。足の製作時に使います。

 掴む
ラジオペンチ(\100〜\300/個)

 針金を曲げるのに使います。2つ用意しておくと便利です。

ロッキングプライヤー(\500〜\1,000/個)

 手で持てるバイスです。針金の加工に使います。

卓上バイス(\1,000〜\3,000/個)

 ノコギリで材料を切断するのに使います。

 叩く
金槌(\100〜\500/個)

 銅線を潰すのに使います。

真鍮ボックス(\1,000〜\2,000/個)

 真鍮の角材です。足の製作で使います。

 磨く
ベルトサンダー(\10,000〜\30,000/台)

 ベルト状のヤスリで材料を研磨する電動工具です。台の研磨な どに使います。なるべく速度調整機能がついていて、幅の広いのがいいです。

鉄鋼ヤスリ(\300〜\1,000/本)

 太い針金などを削る場合に使います。

ダイヤモンドヤスリ(\300〜\1,000/本)

 鉄鋼ヤスリよりも綺麗に仕上がります。

 造形
パテ整形ベラ(\800〜\1,500/本)

 パテの造形や粘土の造形に使います。

ナックルツールセット(\2,000/セット)

 足のウロコ模様を表現するのに使います。真鍮パイプを削りだして自作することが可能です。 自作が難しい場合は、バードカービングショップで売ってないこともないです。ネットで「ナックル・ツール・セット」 で検索すれば見つかると思います。

モデラ(\800〜\1,500/本)

 レザークラフト用のモデラです。粘土の造形に使います。 バードクレイでは、一番よく使う道具です。レザークラフト、皮製品を扱っている 店で購入可能です。

鉄筆(\300〜\500/本)

 銅版に溝をつける場合などに使います。葉の葉脈を表現する時などに使います。

 塗る
水彩筆(\100〜\1,500/本)

 アクリル絵具を塗るのに使います。水彩用のナイロン筆で十分 対応できます。0〜6号位の筆と、面相筆があると便利です。それぞれ2本ずつ用意しておくこと を便利です。

豚毛筆(\100〜\300/本)

 ジェッソやラッカーを塗るのに使います。先端を切りそろえて、毛を短くしたものと、 そのままのものを、それぞれ2本ずつ用意しておくと便利です。

ペインティングナイフ(\500〜\800/本)

 色の調合や掃除に使います。パレットナイフとも言います。

ガラス板(\0〜/枚)

 パレット代わりに使います。牛乳パックでも流用可能です。

スポイト(\10〜\100/本)

 絵具が乾かないように水を足す時などに使います。なくてもなんとかなります。

小瓶(\10/本)

 調合した絵の具を長期保存するのに使います。模型屋などで扱っています。

ドライヤー(\800〜\2,000/個)

 絵の具を早く乾かすのに使います。家庭用の安いもので十分です。

エアブラシセット(\20,000〜\70,000/セット)

 コンプレッサとハンドピースのセットです。テクスチャーを消さずに微妙な色塗りができます。

 穴あけ
電動ドリル(\2,000〜\5,000/個)

 大きな穴を開けたいときに使います。

ドリルビット(\1,500〜\3,000/セット)

 グラインダー先端ビットです。2.34mm以下の穴に対応しています。 小さい穴あけは、ピンバイスを使ってもかまいません。

 彫る
彫刻刀(\1,000〜\3,000/セット)

 グラインダーがない場合や、溝彫りに使います。堅い材料にも適しています。


 持っていないです
電動ノミ(\10,000〜\30,000/台)

 大きな面を彫るには便利です。普通のノミでも問題ありません。


 持っていないです
カービングナイフ(\8,000〜\15,000/セット)

 グラインダーがない場合に使います。彫刻刀は作品を置きながら使うのが基本ですが、 ナイフの場合は作品を手に持ちながらの作業になります。切り出しナイフでも、ある程度、 対応可能です。

 保護
皮手袋(\800〜\2,000/枚)

 荒削りや、バーニングの時に、指を保護するのに使います。作業しにくくなりますが、 なるべく使ったほうが安全です。

布手袋(\100〜\500/枚)

 テクスチャリングや色塗りの時に、手垢や、手の油から、作品を保護するのに使います。 必ず使ったほうがいいです。

防塵マスク(\100〜\1,000/セット)

 荒削りの時に使います。健康のため、必ず使うことを薦めます。(ひどいときは、喘息になります。)

防塵メガネ(\100〜\1,000/個)

 荒削りや、プラスチックを切断する時に使います。今回の作業では使いませんでしたが、 金属やプラスチックを削ると、破片が激しく飛ぶので、その時は使ったほうがいいです。

 学習
スタディバード(\5,000〜\20,000/個)

 プロが作ったバードカービングを、樹脂で型取ったものです。製作の参考にします。 形のついては、剥製より参考になります。

バードフィート(\500〜\1,000/セット)

 本物の鳥の足を型取ったものです。足の製作で参考にします。


 持っていないです
剥製(\10,000〜\90,000/体)

 鳥の剥製です。色塗りや羽出しで参考にします。 本剥製より、仮剥製のほうが使いやすいです。

 その他
その他

 ・ノートパソコン:図面の作成や、各種情報を調べるのに便利です。
          画面から直接トレースする場合、画面の角度を
          自由に変更できる、ノートパソコンのほうが
          便利です。
 ・デジタルカメラ:習作から図面を起こすのに使います。習作の上、横
          の写真を撮り、パソコンで取込で図面を作成します。
 ・トレーサー  :図面や絵をトレースするのに使います。
 ・釘      :目の製作で使います。
 ・割り箸    :目の色塗りなどで、支持棒として使います。


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